NISA(少額投資非課税制度)
ひとことで言うと:投資で得た利益に税金がかからない国の制度。2024年に新しい制度になった。
NISAとは
通常、株式や投資信託の値上がり益や配当には約20%(20.315%)の税金がかかりますが、NISA口座で投資した分は非課税になります。2024年からの制度では、年間の投資枠が「つみたて投資枠」120万円と「成長投資枠」240万円、生涯で使える非課税保有限度額が1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)で、非課税で持てる期間に期限はありません(2026年9月時点)。
よくある誤解は「NISAは儲かる制度」「NISAなら損をしても大丈夫」という受け取り方です。NISAは利益にかかる税金をなくす制度で、買った商品が値下がりすれば損失はそのまま出ます。さらに、課税口座なら損失を他の利益と相殺(損益通算)して税金を減らせますが、NISA口座の損失はこの相殺に使えません。非課税の恩恵は利益が出たときだけ、という点はおさえておく必要があります。
つみたて投資枠で買えるのは、金融庁の基準を満たした長期の積み立て向けの投資信託(と一部のETF)に限られ、成長投資枠では上場株式や幅広い投資信託が買えます(一部の商品は対象外)。NISA口座で持っている商品を売ると、その商品を買ったときの金額(簿価)の分の枠が翌年に復活し、生涯の限度額の範囲で使い直せます。年間の枠は使い切れなくても翌年に繰り越せません。NISA口座は1人1口座で、金融機関の変更は年単位です。
2027年1月からは0〜17歳もつみたて投資枠を使えるようになります(通称「こどもNISA」。年60万円・保有上限600万円)。2026年4月からは、つみたて投資枠の対象商品の基準も広がりました(金融庁・財務省。2026年10月時点)。制度の数字は変わることがあるので、最新の内容は金融庁のNISA特設サイトと、新NISAの使い方のレッスンで確認してください。

新NISAの使い方
2つの投資枠、生涯の上限、売ったあとの枠の復活。スライダーで「何年で枠が埋まるか」を試す。
図と体験で読むNISAに関連する用語
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