退職所得控除
ひとことで言うと:退職金から差し引ける控除。勤続20年までは1年につき40万円(最低80万円)、20年を超えた分は1年につき70万円。
退職所得控除とは
退職金は、収入から退職所得控除を差し引き、残りを原則1/2にした金額が税金の対象になります。長く勤めるほど控除が大きくなるしくみです。
勤務先に「退職所得の受給に関する申告書」を出すと、通常は確定申告が要りません。出さないと20.42%が源泉徴収され、確定申告で精算します(国税庁。令和8年4月1日現在の法令等)。
勤続5年以下の場合や、確定拠出年金の一時金をあわせて受け取る場合などは、計算が変わることがあります。

ことばから、しくみへ
転職・退職したときのお金の手続き
企業型DCは6か月以内に移換の手続き、iDeCoは届出、退職金は申告書。忘れると損をしやすい「つなぎ目」の手続きを、退職金の計算とあわせて確認する。
図と体験で読む退職所得控除に関連する用語
企業型DC(企業型確定拠出年金)
会社が掛金を出し、加入者が自分で運用商品を選ぶ企業年金。転職・退職のときは資産を移す手続きが要る。
iDeCo(個人型確定拠出年金)自分で掛金を出して運用し、老後に受け取る私的年金。掛金が所得控除になる。
