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制度と税金 1 / 4

🌸 新NISAの使い方

2つの投資枠、生涯の上限、売ったあとの枠の復活。スライダーで「何年で枠が埋まるか」を試す。

約6分更新 2026-10-02内容の確認 2026-10-02
このレッスンの目次

3行でいうと

  • NISA口座で得た値上がり益や配当・分配金には税金がかからない
  • つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)の2つを併用できる
  • 生涯の上限は1,800万円。売れば、その買値の分だけ翌年に枠が戻る(2026年10月時点)

2つの投資枠

つみたて投資枠

年120万円まで

長期の積立・分散投資に向くとして基準を満たした投資信託などを、積立で買う枠。2026年4月から、主に公社債に投資する投資信託なども条件を満たせば対象になりました。

成長投資枠

年240万円まで

上場株式や投資信託などを買える枠。一括でも積立でも。生涯では1,200万円まで。

何年で上限に届く?

生涯の上限(非課税保有限度額)は、運用で増えた金額ではなく、買った金額(簿価)で数えます。毎月の積立額などを動かして、上限までの年数を見てみましょう。

毎月いくらで、何年で上限に届く?

1年に使う枠
生涯の上限1,800万円まで
成長投資枠の上限1,200万円まで

年間の投資枠は、つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円。生涯の非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)。上限は買った金額(簿価)で管理されます(2026年9月時点)。運用で増えた分は上限の計算に含みません。

売ったら、枠はどうなる?

100万円分を買う

生涯の上限1,800万円のうち、100万円分を使った状態になります。

150万円に値上がり

運用で増えた50万円は、上限の計算には入りません。

売却する

利益の50万円は非課税。売った商品の買値(簿価)100万円分が、上限の計算から外れます。

翌年に枠が戻る

外れた100万円分は、翌年以降にまた使えます。ただし年間の投資枠(120万円・240万円)の範囲内です。

知っておきたい注意点

損失は相殺できない

NISA口座で出た損失は、特定口座などの利益と相殺(損益通算)できず、翌年以降への繰り越しもできません。

口座は1人1つ

NISA口座は同じ年に1つの金融機関でしか使えません。金融機関の変更は年単位で手続きします。

配当の受け取り方

上場株式の配当をNISAで非課税にするには、証券会社の口座で受け取る「株式数比例配分方式」を選ぶ必要があります。

非課税でも元本は保証されない

税金がかからないのは利益に対してで、値下がりすれば損失は出ます。

制度は改正されることがあります。2027年1月からは0〜17歳もつみたて投資枠を使えるようになります(通称「こどもNISA」。年60万円・上限600万円で、成長投資枠は対象外。12歳以降は子のための資金に限り、子の同意を得て払い出せ、18歳で大人のつみたて投資枠に移ります)。決まっている変更は制度改正カレンダーで案内しています。

確認クイズ

NISAで100万円で買った投資信託が150万円になり、売却した。生涯の上限(1,800万円)の計算で、翌年以降にまた使えるようになるのは?

答えと解説

正解は B。生涯の上限は買った金額(簿価)で数えるので、売ると買値の100万円分が翌年以降に戻ります。ただし、年間の投資枠(つみたて120万円・成長240万円)の範囲内で使います。

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このレッスンの用語

関係する法令

出典・参考(最終確認 2026-10-02)
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今日は、ひとつ知るところから。

図を見て、試して、気になったら保存。自分のペースで読み進められます。

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