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🧺 資産配分

分散投資

読み:ぶんさんとうし

ひとことで言うと:値動きの異なる複数の資産に分けて持ち、全体のブレを小さくする考え方。

分散投資とは

「卵をひとつのカゴに盛るな」ということわざで説明される考え方です。株式と債券、日本と海外など、値動きのクセが違う資産を組み合わせると、一方が下がったときにもう一方が支えになり、全体のリスク(ブレ幅)が小さくなることがあります。分け方には、銘柄の分散、資産の種類(株・債券・不動産など)の分散、国や地域の分散、買う時期の分散(時間の分散)があります。

よくある誤解は「たくさん持てば分散になる」という考え方です。同じ業種の株を10銘柄持っても、業界全体に逆風が吹けば一緒に下がります。同じ株価指数に連動する投資信託を複数持っても、中身が同じなら分散の効果はほとんどありません。効果を決めるのは数ではなく、組み合わせる資産どうしの相関(同じ方向に動く度合い)が低いかどうかです。

分散は損失を避ける方法ではなく、ブレを小さくする方法です。世界的な急落局面では多くの資産が同時に下がることがあり、分散していても資産全体が減ることはあります。また、ブレが小さくなる代わりに、ある資産が大きく上がったときの恩恵も薄まります。期待できるリターンを下げずにブレだけを減らす、という効果が成り立つのは、相関の低い資産を組み合わせた範囲でです。

一度分散しても、値動きによって資産の比率はずれていきます。株が上がれば株の比率が増え、当初より株のリスクを多く取っている状態になります。元の比率に戻す作業がリバランスです。どの資産をどの比率で持つかの設計(アセットアロケーション)と、それを維持するリバランスをセットで考えるのが、分散投資の実際の運用です。

分散投資を図で確かめる

組み合わせると、ブレはどう変わる?

資産A:期待リターン年6%・リスク18%(株式のような値動きを想定)/資産B:年2%・リスク5%(債券のような値動きを想定)。いずれも説明用の仮定の数値です。

期待リターン(年)
リスク(年)
20年後の真ん中
20年後に元本割れ

① 100万円を20年持ったときの結果の幅(500通りの試算)

② 配分を0〜100%に変えたときのリスクとリターン

毎年はじめの配分に戻す(リバランス)前提。帯は上位10%〜下位10%、線は真ん中(中央値)です。相関を下げるほど、②の曲線が左(リスクが小さい側)にふくらむのが分散の効果です。将来の成果を示すものではありません。
ことばから、しくみへ

分散投資で、ブレを小さくする

値動きの違う資産を組み合わせると、なぜ全体のブレが小さくなるのかをシミュレーションで見る。

図と体験で読む

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