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🌱 運用の基本

リスク

読み:りすく

ひとことで言うと:投資の世界では「危険」ではなく「結果のブレ幅(不確実さ)」のこと。

リスクとは

日常語では「危ないこと」を指しますが、投資ではリターンが予想からどれくらい上下にブレるかを意味します。数字では標準偏差で表すことが多く、「リスク20%」なら、1年間のリターンが平均から±20%程度の範囲に収まる年が多い(おおよそ3回に2回)という目安になります。

よくある誤解は「リスクが大きい=損をする確率が高い」と受け取ることです。投資でいうリスクは上にも下にもブレる幅のことで、リスクが大きい資産は、大きく増える年も大きく減る年もある、という意味です。一般に、大きなリターンが期待できる資産ほどリスク(ブレ)も大きくなる傾向があり、リターンだけを高くしてリスクだけを小さくすることはできません。

ブレ幅としてのリスク(価格変動リスク)のほかにも、お金を貸した相手が返せなくなる信用リスク、売りたいときに売れない流動性リスク、外国の資産を持つときの為替リスク、投資先の国の情勢によるカントリーリスクなど、種類があります。商品の説明書(目論見書)には、その商品に関係するリスクが列挙されています。

標準偏差は過去の値動きから計算した数字で、将来のブレ幅を保証するものではありません。実際の相場では、計算上はめったに起きないはずの大きな下落が、想定より頻繁に起きることが知られています。自分がどれくらいのブレに耐えられるか(リスク許容度)と、家計としてどれくらいの損失なら生活に影響しないか(リスク許容量)を分けて考えるのが、投資の金額を決めるときの出発点です。

リスクを図で確かめる

「リスク」は危険度ではなく、結果のブレ幅

3回に2回くらいは
20回に19回くらいは
マイナスになる確率
1年間のリターンが正規分布にしたがうと仮定した理論上の図です。実際の相場では、この図より極端な上げ下げが起きることがあります。数値は特定の商品を表すものではありません。
ことばから、しくみへ

リスクとリターンは表と裏

投資でいう「リスク」は危険度ではなく結果のブレ幅。分布の山で見るとよくわかる。

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