配当利回り
ひとことで言うと:株価に対して、1年間に受け取る配当がいくらかの割合。
配当利回りとは
1株あたり年間配当 ÷ 株価 × 100 で計算します。株価1,600円で年間配当40円なら2.5%です。多くの場合、会社が発表している今期の「予想配当」で計算した予想配当利回りが使われ、実績の配当で計算した値とは区別されます。
よくある誤解は「配当利回りが高いほど有利」です。配当利回りは分母が株価なので、業績の悪化などで株価が大きく下がると、配当が据え置かれているかぎり利回りは高く見えます。高い利回りの裏に、市場が今後の減配(配当を減らすこと)を見込んでいるケースも含まれます。利回りの高さだけでなく、その配当が利益の範囲で続けられる見込みかを配当性向とあわせて見ます。
配当には税金がかかります。表示されている利回りは税引前で、課税口座で受け取る配当には2026年時点で20.315%の税金がかかります(NISA口座では非課税)。また、創立記念などの「記念配当」や「特別配当」はその年だけのもので、翌年も同じ配当が続くとは限りません。
配当は会社の方針や業績で変わります。受け取れる配当の額が決まるのは、権利確定日に株主名簿に載っている人で、その直後には配当分だけ株価が下がる「配当落ち」が起こるのが一般的です。配当利回りは、株価の値動き(キャピタルゲイン)とは別の、保有していることで得られる収益(インカムゲイン)の目安として使います。
数字のしくみ
配当利回りの計算式
年間配当 40円 ÷ 株価 1,600円= 2.5%
決算の数字と株価指標
売上から利益までの流れと、PER・PBR・ROE・配当利回り。自分で数字を入れて計算。
図と体験で読む配当利回りに関連する用語
会社が稼いだ利益の一部を、株主に現金で分配するもの。
配当性向最終利益のうち、配当として株主へ回した割合。
利回り投資した金額に対して、1年あたりどれくらいの収益があるかの割合。
PER(株価収益率)株価が1株あたり利益の何倍かを示す指標。利益からみた割高・割安の目安。
