💱 円安・円高と外国の資産
海外に投資すると、資産の値動きに為替の変動が重なる。損益を2つに分けて考える。
このレッスンの目次
数字が増えるのに「円安」?
1ドル=100円が、1ドル=150円になったとします。数字は大きくなっていますが、これは円安です。 1ドルを手に入れるのに、100円で済んでいたのが150円必要になった。つまり、ドルに対して円の価値が下がったということです。 このように通貨を交換するときの比率を為替レートといいます。
海外の資産は、2つの値動きが重なる
海外の株式や債券に投資すると、損益は「資産そのものの値動き」と「為替の変動」の2つが合わさって決まります。 ドルで見て10%値上がりしても、そのあいだに円高が進むと、円に戻したときの利益は小さくなったり、マイナスになったりします。
ドル建ての資産、円で見るといくら?
100万円をドルに替えて、米国の資産に投資したとします。
円での評価額
損益の合計
「売るときの為替」を「買ったときの為替」より右(円安)に動かすと為替の損益はプラスに、左(円高)に動かすとマイナスになります。 為替の影響を小さくする方法として為替ヘッジがあり、投資信託では「為替ヘッジあり/なし」を選べるものがあります(ヘッジにはコストがかかります)。
円とドル、実際の動き
為替は何で動く?
為替は外国為替市場での売り買いで決まり、国ごとの金利の差、物価、貿易の収支、景気の見通しなど、多くの要因が影響します。 たとえば、ある国の金利が上がると、その国の通貨で運用したい人が増えて通貨が買われやすくなる、といったつながりがあります(金融政策が注目されるのはこのためです)。 ただし、短い期間の為替の動きを正確に予想することは、専門家にとっても難しいとされています。
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このレッスンの用語
- 欧州中央銀行(ECB)ユーロ参照レート(Frankfurter API 経由で取得し、月末値に加工して作成)